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毎年6月の第一金曜日から始まる、広島の初夏の風物詩ともいえるとうかさん。
今年は、コロナ禍も明けたため、盛大に催されることがわかりました。
とうかさんは400年以上にわたり続けられてきた歴史あるお祭りで、
広島の人々にとっては、とても大事なお祭りの一つとなっています。
毎年、この時期は中央通りを中心に、浴衣を着た多くの人が訪れており、
とうかさん付近で浴衣を取り扱うお店では、とうかさんに合わせて浴衣を販売しています。
御朱印配布もあるため、今年も短い時間ですが、とうかさんに行ってみました。
とうかさん大祭2023の概要

- 【開催期間】2023年6月2日(金)~6月4日(日)
- 【場所】圓隆寺と中央通り含む市内中心部商店街
- 【入場料】無料
- 【歩行者天国時間】
2日:19時50分~21時30分(雨天中止)
3日:19時30分~21時30分(雨天中止) - 【ゆかたできん祭2023】
とうかさんに合わせて市内中心部一帯でさまざまなイベントを行っていました。
中央通り
- オープニングセレモニー
6月2日(金)19時30分~ - HIROSHIMAゆかたCOLLECTION
浴衣の新作ファッションショー
6月2日(金)・3日(土)
①19時50分~②21時~ - ゆかたで遊びんさい
①6月2日(金)19時50分~21時30分
②6月3日(土)19時50分~21時30分
シャレオ中央広場
- 伝統工芸ワークショップ
伝統的な和小物づくり - ①6月2日(金)13時~18時
- ②6月3日(土)12時~18時
- 伝統芸能ステージ
三味線や剣舞、書道パフォーマンスを披露
6月2日(金)・3日(土)14時~17時 - お茶席体験コーナー
6月3日(土)13時~17時
袋町公園
- ゆかたで涼みんさいハイボールガーデン
ジムビールハイボールとフードを楽しめる! - ①6月2日(金)16時~21時
- ②6月3日(土)11時~21時
- ③6月4日(日)11時~18時
- ゆかたを直しんさい
浴衣の着付け・お直しサービスを受けられる。
6月2日(金)・3日(土)13時~20時
東新天地公共広場
- ゆかたで盆踊り
恒例の盆踊り大会
6月2日(金)・3日(土)13時~20時
その他
- ゆかたではっぴー!!
「ゆかたではっぴー!!」と書かれたマークのあるお店に浴衣で行くと、特典があります。
イベント会場について
歩行者天国になる前の時間帯に圓隆寺に行きました。
屋台が平和大通りまで伸びており、
並木通り入口近くにはお化け屋敷があり、盛り上がっていました。
前日にこの周辺を通りましたが、
6月10日から開催のフラワーフェスティバルの準備も同時に行われていました。
例年だとゴールデンウィークに開催しているフラワーフェスティバルですが、
この時期に準備しているのは、不思議な気持ちになりました。
今年は屋台が中央通りに連なっていたので、
2022年は圓隆寺周辺だけだったことを考えると、
日常の生活が戻ってきたように思えました。

圓隆寺に着くと、大量の提灯が連なっていて、お祭りの雰囲気と幻想的な雰囲気でした。

まずはお参りをしました。
そのまま階段を上がると御朱印・祈祷受付があるため、そのまま階段を上りました。
御朱印は手書きではなく、書置きです。
期間中限定の御朱印のため、数が予定数を超えたら終了してしまうものです。
一枚300円となっており、金色の筆で書かれた「とうかさん大祭」は味があります。
胡子神社で毎年11月に行われる「胡子大祭」に合わせた記念の御朱印も、
金文字で書かれたものですが、普段と違うと特別感が増しますね。

降りたところで、とうかさん参拝記念のお守りである
「壱法符」を初穂料300円でもらうことができます。

こちらの壱法符ですが、種類は6種類あり、どれが入っているのかはお楽しみです。
またちょっとしたお楽しみ品がもらえるので、多くの人が引いていました。
この紋様は、次の通りです。
- 七宝(しっぽう)
- 蓮(はす)
- 青海波(せいがいは)
- 金魚(きんぎょ)
- 比翼(ひよく)
- 麻の葉(あさのは)
私が引いたのは、「麻の葉」でした。
成長が早く、まっすぐ伸びることから
「子供の成長や習い事の上達への願いを表す紋様」だそうです。
何かしらの成長ができたらいいなと思いました。
ちなみに、お楽しみ品は、うまか棒でした……残念。
中央通りは大混雑!急ぐときは迂回がおすすめ
歩行者天国になる前の中央通りは露店もあり歩道が狭くなるため、かなり混雑します。
中央通りを通るとなると、かなり時間がかかってしまうため、
急ぐ際は、少し遠回りになりますが、中央通りを通らないルートを通るといいかもしれません。
ちなみに、中央通りに並ぶ露店の他に、中央通り沿いのお店もさまざまな商品を出しています。
そのため、楽しめるので、時間があるのなら、ゆっくり歩いてもいいかもしれません。
ただし、子供連れで行く場合は、人が密集する場所は避けて通った方がいいと思いました。
とうかさん大祭2023へのアクセス
広島電鉄「八丁堀」電停から徒歩5分
駐車場は広島の繁華街の八丁堀のため、周辺に多くありますが、
混雑しているため、停められない可能性が高く、公共交通機関で行くことをおすすめします。
【まとめ】
去年も、とうかさん自体は圓隆寺周辺にて縮小状態で実施されましたが、人が殺到したそうです。
やはりコロナ禍のなかでも、日常の風景が戻ってほしいと思っていた人たちの願いが
届いたのかもしれませんね。
広島の風物詩でもあるとうかさんが、
以前のように開催されたことに日常風景が戻ってきたと感じます。
また、とうかさんの今年の御朱印はとてもかわいいデザインとなっており、
来年のとうかさんの限定御朱印もかわいいデザインが期待できるのではないでしょうか?
ただ、御朱印は書置きタイプのもののため、
早めに行かないと場合によっては手に入らない可能性があります。
歩行者天国になる前の時間など、早くもらいに行く必要がありそうです。
露店もさまざまなお店があるので、みんなで楽しめそうですね!